国立劇場 歌舞伎鑑賞教室
7月の出来事で、今更ながら失礼いたします。
6月、7月は国立劇場で主に学生を対象に歌舞伎鑑賞教室が催されます。
花形と呼ばれる若手を中心に繰り広げられるのですが、これを束ねる座頭には、やはり、安心感のある若手が抜擢されます。今年の7月は松緑丈。やんちゃな花形たちを上手にリードしながら、舞台を作り上げていきます。
演目は「車引」と「棒しばり」。
必ず解説が付いていて、歌舞伎のミニ知識講座と演目の見どころになっています。
ほぼ、毎年観に行っていますが、
今年は、この解説の合間に、舞台の写真を撮ってみんなでインスタに投稿しようなんて、呼びかけもあったりして、
私も、#歌舞伎みたよ で投稿(笑)。
また、この日は舞台後にトークショーもあったりしての特別構成。
こちらも撮影OKということで、普段にはない楽しみ方。
押し隈が貰えるクイズ大会もあったりして・・・
こうやって、歌舞伎を観たり楽しんだり、関心を持ってくださる方が一人でも多く増えたら良いのに。
ハードルが高いと思っている皆さん。
国立劇場の歌舞伎鑑賞教室は超初心者向けです。
少しでも興味がおありでしたら、是非、今度、足を運んでみてください。
天気の子 - シネマ
待望の 新海 誠 監督 最新作 ・・・。
ちょっぴり期待し過ぎてしまったかも。
彼に何を期待してたかと言えば、
「秒速5センチメートル」のどうしようもない切なさとか、
「言の葉の庭」のような美しさとか、
「君の名は。」のような圧倒的な音楽との融合とか。
2時間ではもったいないくらいの内容が詰まっていて、
登場人物たちの背景が、もう少し深く描けてたら、って。
なんか、無理やり2時間にそぎ落としてしまったような・・・
ようは消化不良ってことなのかな?
ストーリーは好きだけど、時間が足りなくて薄っぺらくなっちゃったし、
音楽は好きだったけど、さほど印象に残らなかったし・・・。
なんだか、もったいないなぁって思いながら帰ってきました。
処暑を過ぎて・・・夏の名残の庭
今日で8月も終わりですね。
この夏は、暑い日が多くて、雨も多くて・・・。
それでも、確実に秋は近づいてきていて、雑草との戦いにも、そろそろ終止符を打ちたい私です(笑)。
長い梅雨にウドンコ病を発症してしまった百日紅。
梅雨明けから元気を回復して、この残暑にようやく盛りを迎えました。
これから100日間(?)「わさわさと散り、もりもりと咲く 祭り」(杉浦日向子先生)が続きます。
ツユクサも今年は大きく成長・・・雨が多かったせいかなぁ(笑)。
シュウカイドウも・・・
日日草は去年のこぼれ種がいつの間にかプランターにいっぱい(笑)
そうでした。
お庭のニューフェイスをご紹介します。
今年の長雨は、ガーデニングの道具が入っていた収納棚にも大きなダメージを残し、
こちらに ↓ バトンタッチ!
収納力も大幅UP!
そして、お花も秋にバトンタッチの準備が進んでいます。
シオンって、雑草っぽいけど、つぼみが付くまで3年掛かりでした。
この秋、やっとお花に会えそう(笑)。
坂東玉三郎 能楽堂特別舞踊公演 @MOA美術館
かなり前の話になってしまうので、今更感が半端ないですが・・・
許してくださいね(笑)
さて、高校まで過ごした静岡の友人たちとは、2年に数回くらいのペースで旧交を温めています。ここしばらくは、歌舞伎座への観劇を兼ねて、ということが多いのですが、先日は、玉三郎丈贔屓の一人から、熱海のMOA美術館の能楽堂で玉三郎丈の特別舞踊公演があるからと誘いを受けて、半年ぶりに集合しました。
美術鑑賞もできるとあり、レストランは箱根の有名オーベルジュ・オーミラドーが入っているし・・・行くしかない(笑)。
能楽堂での歌舞伎舞踊は初めてでしたが、口上でも、玉三郎丈自身が、能舞台で舞う意味や、思いなどを語られていて、とても新鮮な思いで楽しんできました。
相変わらず、お美しい。
特に「葵上」はハッとさせられる場面が多く、お能とはまた違い、良いものを観させていただきました。
この日は風が強くて、
山に建つMOAからの眺めはなかなかのもの
初島も大島も良く見えて・・・。
オーミラドーのコースもメインディッシュをご紹介。
楽しいひと時でございました(笑)。
お座敷唄 ゆきの会~粋と賑わい~ @ヤマハ銀座スタジオ
ある時、フェイスブックの「あなたにお勧めのイベント」の中の一つとして現れた山本ゆきのさんのお座敷唄の公演。
とても気になって「興味あり」を押したら、ご本人から丁寧なご案内を頂いたりして、ますます気になって、その後、イベントがフェイスブックにアップされる度に、日程調整を試みるのですが、なかなかタイミングが合わなくて・・・。
あっという間に1年近くが過ぎてしまいました。
しかし、今回、銀座で催された3枚目のアルバム発売と「ゆきの会」第10回公演を記念したライブに、ようやく行くことができました。
お座敷唄なんて、もちろん初めてで、分かるか分からないかも分からなくて、
それでも、とても気になるものだから、何か、私に響くものがあるはずと、新しい出逢いにワクワクとした気持ちが抑えきれず・・・そして、予想どおり、私、完全にハマったみたい(笑)。
三味線の音はもともと大好きで、いつかは習いたいものの一つ。
歌舞伎の長唄も義太夫も常磐津も大好きで、そう、心地よく眠ってしまうほどね(笑)
だから、私に合わないはずはないと確信していましたが、
ゆきのさんのいなせな声と三味線、お座敷の弾むような賑わい、
もう、すっかり魅了されてしまいました。
公演の様子がUPされたので、どうぞ、こちらから。
端唄や小唄、俗曲。長唄、民謡までもが素敵にアレンジされて、
それぞれが、また違った風に魅力的で、
今回、ゆきのさんのトークの中で、その違いに少し触れたお話があって、
なるほど、なるほど。
私の年齢なので、端唄は耳馴染みのあるものもあって、楽しい公演でした。
また、ゆきのさんのコンサートに行きたいなぁと、
頂いたチラシの日程とにらめっこしてます(笑)。
納涼会 de ゆかた艶姿
会社の社員親睦を兼ねた恒例の納涼会。
終業後に、社員食堂で開かれます。
ここ数年、ゆかたでの参加が少しずつ増えてきました。
まぁ、誘っているのは私なんですが・・・。
なので、着付けは全員、請け負っております(笑)
手持ちのない子にはレンタルも。
日本で暮らしているんだもの、
もっときものを好きになってもらいたいなぁ~って、私のライフワークです。
今年度の新採用たち。
みんなシャイで顔出しはイヤなんだそうで、
よく似合っているのにね・・・(笑)。
若い子たちだけではないんですよ、
私は、今年新調した近江縮みで参加。
姉様たちは、「やはり和装はいいわよね~」、
「男性も着ればよいのに」、「新年はどうする?」などと語りつつ、
宵が暮れていくのでありました。
そして、その後のお約束の満艦飾(笑)。
自宅の洗濯機でさっぱり洗います。
そして、帯とのコーディネートの記録
夏休み前の出来事です。