芸術祭 十月大歌舞伎 夜の部 歌舞伎座
歌舞伎・・・なんと2か月ぶりです。
禁断症状が出る寸前でした。
途中、落語を聴いたり、文楽を観ることができたのが、禁断症状の緩和になったみたいで(笑)。
よくよく、振り返ってみると、
直近の8月は「桜の森の・・・」、7月に国立劇場の歌舞伎鑑賞教室、4月に赤坂歌舞伎・・・
芝翫丈が襲名公演で巡業に出ているので、
仕方ないのですが・・・。
さて、そういう訳で久しぶりの歌舞伎。
演目も芸術祭らしい華やかで楽しいものが並び、
失礼しました、芝翫丈が出てなきゃあね(笑)。
錯乱する形相は、美しいがゆえに鬼気迫るものがあり、
きっと、真実もこのようだったのではないかとさえ思えてしまいます。
「唐人話」は長崎を舞台にした異国情緒溢れる一作です。
上方風の色気たっぷりで、流石と思うのですが、もう少しシュッとした見目形ならと・・・
鴈次郎丈ファンの方には、申し訳ありません。
芝翫はこの鴈次郎丈が演じる伝七の敵役になります。
押し出しのある立役ですが、もちろん贔屓目満載で、ますます貫禄が出てきて素敵
色悪から、だんだん公家悪なんかを演じるようになるのかなぁ~なんて(笑)
これからも益々楽しみです。
最後は舞踊「秋の色種」。
玉三郎丈の美しい舞姿にうっとりとしたひと時でした。
今回の観劇は、お祝いの席でもありまして、
桟敷席と桟敷弁当を奮発!!
いつもの仲間で、御大尽遊びならぬお姫様遊びも堪能しました。
持ち込んだ祝い酒セット・・・
あ~、もうヤメラレナイ。
今週は国立に仁左衛門さまも観に行きます。
歌舞伎強化月間、まだまだ続きます。