江戸落語を食べる会 幾代餅 林家正蔵
林家正蔵 師匠の「幾代餅」。
大店の幾代太夫に惚れた真面目な男の出世話です。
開口一番は、ご子息のたま平さん。
ドラマの「ノーサイドゲーム」に出演されていて、ちょっと気の弱そうな役柄だったので、ぼそぼそとしたセリフで、噺家さんなの?って思ってましたが、
実際は、口跡も良くて少し驚きました。役者やってる時とは印象違いますね。
実は、正蔵師匠の落語も初めて聞いたのですが、テレビでのいじられキャラはどこへやら、「幾代餅」のほかにも、もう一席あって、どちらも期待を裏切らない噺でした。
よく笑い、楽しかったです。
歌舞伎座ではお母さまとご一緒のところを何回かお見かけしたことがあって、歌舞伎にも、とても造詣が深いとのこと。そんなご縁で今回の落語会をお引き受けになったようです。浅草を終えて駆け付けられたそうです。
さて、高座の後、お約束の松花堂弁当が出ました。藪入りにちなんだ料理が並びます。
そうそう、今日も日本、勝ちましたね。万歳!!
それから当然の「幾代餅」
幾代餅の由来は諸説あるようですが、文献に残る「幾代餅」を再現したのがこちら
今は取り扱っている菓子屋はないようです。
聞いた噺をすぐにお食事で楽しめるなんて、なんて贅沢!!
できることならば、毎月、通いたいなぁと...。
密かに願っています(笑)。
歌舞伎座の公演と公演の合間に企画されているイベントです。