まぁ姉の My favorite things

きものと歌舞伎をこよなく愛する麻亜家の 麻亜 (まあ)です。 日々の暮らしの中のささやかな幸せ、発見、驚き、装い、想い、・・・そして小さなつぶやき(笑)。 お時間が許しましたら、どうぞ、お付き合いくださいませ。

Mar's シネマ★パラダイス

バンド・ワゴン<午前十時の映画祭>

ヴィンセント・ミネリ監督のミュージカル映画の王道です。 主演はダンスの名手フレッド・アステア。 実は、私、フレッド・アステアのラッキョウ型の頭が少し苦手・・・。 往年のミュージカル映画の中で、一番のスターと言えば、 私は迷わずジーン・ケリーと…

アーティスト - シネマ

久しぶりの映画観賞でした。 年度末、人事異動と忙しくて、すっかり映画館にご無沙汰でしたので、 それだけでもウキウキ。 随分と、観に行くのが遅くなってしまいましたが、 ずっと気のなっていた「アーティスト」に滑り込みです。 ミュージカル好きの私とし…

シャレード<午前十時の映画祭>

第3回 午前十時の映画祭が始まりました。 これでフィルム映画を映画館で観ることは最後になりそうです。 さて、今回観てきたのは、スタンリー・ドーネン監督、オードリー・ヘップバーン主演、ケイリー・グラント、ウォルター・マッソー共演の「シャレード…

アパートの鍵貸します<午前十時の映画祭>

「お熱いのがお好き」に引き続き制作された、 ビリー・ワイルダー監督、ジャック・レモン主演のロマンチック・コメディーです。 サラリーマンのバドは出世欲満々の平社員、上司に取り入るため、自分の住まいであるアパートを4人の課長たちの逢引用の部屋と…

源氏物語-千年の謎- - シネマ

「源氏物語」誕生から千年・・・。 作者である紫式部の秘めた恋をベースに、 「源氏物語」が現実に錯綜するように語られます。 「源氏物語」ファン好みの構成ではないでしょうか・・・? ストーリーと同様、錯綜する美しい男(おのこ)たちと渦巻くジェラシ…

連合艦隊司令長官 山本五十六 太平洋戦争70年目の真実 - シネマ

戦争映画ですが、 人間「山本 五十六」にスポットを当てた演出になっており、 そもそも、歴史上の人物として、私に少なくない影響を与えた尊敬する人物なので、素直に、「久しぶりに、いい映画観たなぁ」と思いました。 戦争映画は苦手、嫌い、という向きも…

裏窓<午前十時の映画祭>

ヒッチコック監督の代表作の一つです。 怪我をして車椅子生活を余儀なくされたカメラマンが暇つぶしに覗いていた近所のアパートの窓の中。そこに住まう人々の生活を傍観者として楽しんでいるうちは良かったのですが・・・。ある時、向かいに住むセールスマ…

ニュー・シネマ・パラダイス<午前十時の映画祭>

映画が娯楽の王様だった時代をノスタルジックに描いた秀作です。 映画愛に溢れる演出は、見る側の映画愛をも推し量ったかのようで、映画ファンであるならば、誰もが、心をくすぐられ、共感し、納得し、満足できる作品ではないでしょうか。 基本的にハリウッ…

三銃士★王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 - シネマ

3D・字幕を観てきました。 これまで、原作、アニメ、TVドラマ、映画・・・と、小さい頃から慣れ親しんできた「三銃士」。 どんな演出でも一貫して変わらないのはアラミスさまの大ファンであること。 「三銃士」というだけで、アラミスさまに義理立てして観に…

アマデウス(ディレクターズカット版)<午前十時の映画祭>

19世紀初頭のウイーンオーストリアの宮廷作曲家サリエリと神童と呼ばれていたモーツァルトとの出逢いからモーツァルトが落命するまでをサリエリの視点から描いた作品です。 サリエリのモーツァルトへの嫉妬と才能に恵まれながらも破綻していくモーツァルト…

ショウほど素敵な商売はない<午前十時の映画祭>

この映画のタイトルは「アニーよ銃をとれ」のために書かれた楽曲の曲名が由来しており、芸人一座 ドナヒュー一家の物語となっています。 ミュージカルというより、レビュー映画として位置づけたほうがしっくりすると思います。 マリリン・モンローの出世作と…

お熱いのがお好きSOME LiKE iT HOT<午前十時の映画祭>

ビリー・ワイルダー監督のラブコメディーです。 舞台は禁酒法時代のシカゴ~フロリダ。 ギャングに追われたサックスマンとベースマンが女装して女性バンドに逃げ込み、恋の大騒動が巻き起こります。 マリリン・モンローファンにとっては見逃せない作品でし…

ベン・ハー<午前十時の映画祭>

原題には「キリストの物語」という副題がついています。 それが物語るように、キリストの一生と絡まりながらストーリーは展開していきます。ローマに支配されるユダヤの苦悩とキリスト教誕生の物語です。 原作は、欧米では、聖書に次ぐロングセラー、ベスト…

アラビアのロレンス<午前十時の映画祭>

途中、インターミッションが入る長い映画です。 現代なら、さしずめ Part1、Part2 で2倍の興行収入が臨めたのではないでしょうか? 日本公開は1963年。 前編は、かの有名な美しい主題曲と雄大な砂漠の風景とが融合して、壮大なアラビアが迫…

雨に唄えば<午前十時の映画祭>

私のミュージカル好きの原点ともいえる作品です。 舞台は映画がサイレントからトーキーに変わって行く頃のハリウッドで、過渡期の映画製作の舞台裏を巧みに取り入れた、ラブコメディー&ミュージカルです。 思わず笑ってしまう当時の内訳話は、往年の映画フ…

コクリコ坂から - シネマ

「うみ」は素敵な女の子で、「シュン」はイカしてるボーイです。 でも、舞台は、 ヨコハマでなくても良かったのでは、 むしろ、いつものように、実在の場所(今回はヨコハマ?)を思わせるような架空の場所のほうが良かったのでは・・・。 ヨコハマの住人と…

ミクロの決死圏<午前十時の映画祭>

映画館のスクリーンで一度観てみたかったのです。 願いが叶いました。 CGではない特殊撮影でも、あんなにも美しく人間の体の中を表現できていて、夢があります。 この点に関して言えば、SFではなくファンタジーですね。 映像がリアルであることは説得力…

ハリー・ポッターと死の秘宝<3D・日本語吹替え版> - シネマ

シリーズ最終話ですね。 Part1、Part2に分けてしまったためでしょうか、今回のPart2は戦闘映画の趣が強く、エンターテインメントとしては3Dでもありますし、とても楽しめましたが、人間ドラマとしての奥行きは感じられませんでした。 その…