風と共に去りぬ<午前十時の映画祭>
ハリウッド映画の超大作、恋愛映画の金字塔・・・。
この映画を称賛する言葉は数知れず。
映画館で観たのはウン十年ぶり。
インターミッションを入れれば、約4時間の映画です。
日本公開は1952年ですが、製作は39年。
主人公スカーレット・オハラを演じるのは、イギリスから渡ってきたばかりの新人女優ヴィヴィアン・リー、恋人のローレンス・オリヴィエを追いかけてきたスタジオでスカウトされた、なんて、実しやかな噂があったことも有名です。
レット・バトラーはキング・オブ・ハリウッドと呼ばれていたクラーク・ゲーブル。原作のマーガレット・ミッチェルは彼をイメージして作品を書いたと言われています。
若いころは、もちろん、この二人の激情をぶつけ合い、傷つけあうことでしか成立しない関係が切なく、大好きでしたが、歳を重ねると、メラニー(スカーレットの義妹)の気高い生き方に心の琴線を揺さぶれるようになってきました。
また、周囲の人間の生き様など、何回観ても、深いです。
まだの方は、是非、一度・・・。