フライト - シネマ
とても良い映画でしたが、
残念ながら、日本では、興業的には厳しいんではないのかなぁ、と
思いました。
アカデミー賞の選考委員が好きそうな映画だとも思いました。
それだからと言って、今回の日本の広報戦略はいただけません。
「彼は英雄(ヒーロー)なのか、犯罪者なのか」って、
これでは、不屈のヒーロー物語ですよね。
本来の内容とは、かなり違うイメージを持って映画館に足を運んだ人が多いような気がします。
もちろん、私もその一人なのですが。
物語のメインは、長年、アメリカでは大きな社会問題となっているアルコール・薬物依存症患者の再生です。
だからこそ、本来持っているこの映画の良さをきちんと伝えて欲しかったなぁと、残念に思いました。