まぁ姉の My favorite things

きものと歌舞伎をこよなく愛する麻亜家の 麻亜 (まあ)です。 日々の暮らしの中のささやかな幸せ、発見、驚き、装い、想い、・・・そして小さなつぶやき(笑)。 お時間が許しましたら、どうぞ、お付き合いくださいませ。

フライト - シネマ

 
イメージ 1
 
  とても良い映画でしたが、
  残念ながら、日本では、興業的には厳しいんではないのかなぁ、と
  思いました。
 
  アカデミー賞の選考委員が好きそうな映画だとも思いました。
 
  それだからと言って、今回の日本の広報戦略はいただけません。
  「彼は英雄(ヒーロー)なのか、犯罪者なのか」って、
  これでは、不屈のヒーロー物語ですよね。
 
  本来の内容とは、かなり違うイメージを持って映画館に足を運んだ人が多いような気がします。
  もちろん、私もその一人なのですが。
 
 
 
 
 物語のメインは、長年、アメリカでは大きな社会問題となっているアルコール・薬物依存症患者の再生です。
 アメリカでは、映画の題材となることも多く、古くは「酒とバラの日々」に始まり、近くは「男が女を愛する時」など、本国での評価とはうらはらに、日本人には受けない映画のジャンルの一つだと思います。
 
 だからこそ、本来持っているこの映画の良さをきちんと伝えて欲しかったなぁと、残念に思いました。