ビブリア古書堂の事件手帖 三上延・著 メディアワークス文庫kobo
今さらなのですが、
いつもの如く、TVドラマに触発されて、原作を読んでみました。
この小説に格別な思いを抱くとしたら、
それは、舞台が鎌倉界隈であることに寄ると思います。
普段から知っている場所が出てくるということは、
物語の展開にも奥行きを持たせるものなのだと、
改めて知りました。
それに、本好きであることも、
少なからず影響をしていると思います。
古書にはあまり興味はないですが、「本か好き」というのは、やはり、「癖」的なところがあると感じるからです。
鎌倉の地で、大好きな本に囲まれて、屈託なく生きていけるとしたら、それは、私も憧れです。
そんな本好きのためのエピソードが満載のこの本。
事件手帖と銘打たれていますが、推理小説好きが好む本とは少し違うような気がします。
TVドラマでロケ地として良く登場した鎌倉・妙本寺前。
大好きなお寺の一つだったので、先日、鎌倉に訪れた際に、久しぶりに寄ってみました。
新緑が美しい季節になっていました。
バス停はありません(笑)