ベルばらkids 池田理代子・著 朝日新聞出版
朝日新聞の日曜版に連載されていた、
あの名作「ベルサイユのばら」を
原作者自らがパロディー化した4コマギャグマンガです。
掲載されていたのは、新聞なので、
もちろん、その時々の時勢は反映されていて、
社会的な風刺も効いたりの、楽しい作品です。
原作「ベルサイユのばら」が「週刊「マーガレット」に連載開始したのは1972年。
私が出会ったのは、当時、隣の家のお姉ちゃんがお嫁に行くとき。
「まぁちゃん、読む?貰ってくれる?」と言って、譲ってくださり、私は中学2年生だったと思います。
良く読み込まれていたのか、ところどころ、テープで丁寧に補修されていました。
私にとっても、それはとても大切なものになり、未だに大事にしています。
副産物として、世界史のフランス革命は万全となり、
その時のテストはとても良かったような記憶があります。
たしか、当時、世界史の先生も「ベルばら」はオスカルとアンドレを除いては、史実に忠実なので、
勉強のお供に、と生徒たちに勧めてくださっていました。
この不朽の名作の連載40周年を記念して、横浜そごう美術館で、
「ベルサイユのばら」展が開催されています。
もちろん、「行かねば・・・」です。
原画の展示のほか、宝塚歌劇のコーナー、アニメ放映時の資料など、
ベルばらファンにはどれもこれも貴重品。
原画を見ながら、ベルばらの世界に没頭してきました。
甦る感動・・・。
実は、宝塚歌劇は苦手です。
食わず嫌いなので、いけないのは重々承知なのですが、
若い頃は、「なんで女性が男性を演じるわけ?」なんて、うそぶいてもおり、
今や、男が女を演じる歌舞伎にはまっているわけで・・・、
自己矛盾、起こしてます(笑)
すみません。
せっかくなので、この感動を記念にと思い、
ショップで関連グッズを購入(笑)
ミーハーなんです。
許してください(笑)。
美術館の中もかつての女子学生たちで、
華やかに、賑わっていました。