神田de歌舞伎「中村国生が語る“キマリ”と“豪快”の魅力」
この4月に大学生になり、
歌舞伎役者としても本格的に活動していくとのことで、
歌舞伎の将来に託す夢、思い、そして、少しの野心を素直に、一生懸命語ってくれました。
中学生の頃のまん丸のイメージが強かったので、
立派な歌舞伎の花形に成長していてびっくり!
会場に入ってきたときの横顔がお父上に良く似てきて、
素敵な若者になっていました。
こうなると、もう、母のような思いで、温かく見守ってしまいますね。
何より、多くの方に歌舞伎を観て欲しい、知って欲しい、楽しんで欲しいと、
そして、そのための自分の使命についても熱い思いを語っていました。
尊敬する方、影響された方、平成中村座のこと、
後半は義経千本桜の踊りも披露してくださり、
その踊りの間合いや仕草なども、どこか橋之助丈が思い出され、
伝承されていく文化を感じました。
お弟子さんの橋悟さんの飛び入りトークも楽しく、
この世界ならではと、聞いていました。
この日は、菊之助丈の結婚披露宴だったそうですね。
若手のガンバリ、
これからも楽しみに応援していきます。