まぁ姉の My favorite things

きものと歌舞伎をこよなく愛する麻亜家の 麻亜 (まあ)です。 日々の暮らしの中のささやかな幸せ、発見、驚き、装い、想い、・・・そして小さなつぶやき(笑)。 お時間が許しましたら、どうぞ、お付き合いくださいませ。

フェイク安田講堂と駒場公園 旧前田邸和館


  先日UPした旧白洲邸の後がありまして・・・
  訪れるならば、この際、小田急沿線で攻めてみようと(笑)。

  豪徳寺もパワースポットとして、かなり魅力的だったのですが、
  さらにこの後、東銀座に行かねばならなかったので・・・もちろん歌舞伎座です(笑)。
  ギンザシックスにも行ってみたかったし・・・

  それで、東北沢から駒場公園を通って駒場東大前へ抜けて、
  渋谷から銀座へ出ることにしました。

  東大とは全く縁のない人生でしたので、
  駒場キャンパスなんてもちろん初めてで、
  「えー安田講堂ってここにあるんだっけ?」って

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  もちろん、あるはずなく・・・(本物は本郷です。)
  後日調べましたら、1号館の時計台でして、
  やはり巷では本家の偽物版と言われているらしいです(笑)。

  不思議な構造をしているそうで、階段を間違えると行きたい階にたどり着かないとか。
  ホグワーツの魔法学校の動く階段を思い出して、
  そんなことってホントにあるんですね(笑)。

  さて、駒場公園には旧前田邸のほか近代文学館もありまして、

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  芥川龍之介の「羅生門」の特別展示中でした。
  教科書に載っている文学作品をリレーで展示しているものなのですが、
  私の古い記憶には「蜘蛛の糸」、「鼻」くらいで「羅生門」はなく、

  黒沢明監督が「藪の中」を「羅生門」というタイトルで映画をつくったりするから、
  さらに、私の記憶を混乱させていて、

  それは、偶然にも、この後に観に行った「野田版 桜の森の満開の下」もそういうつくりで、
  坂口安吾の「夜長姫と耳男」をベースにした「桜の森の・・・」で・・・
  後から考えれば、不思議な符号の一致でした。

  さて、旧前田邸は残念なことに洋館は改修中で、和館のみの公開です。
  ボランティアさんが掃き清めた座敷から庭を眺めて、
  暫し、静かな時間を過ごしました。

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  紅葉の頃は、きっと美しいでしょうね。

  駒場公園は思いのほか大きくはない公園で、
  するりと抜けて、京王の駒場東大前駅へ。

  渋谷から銀座に向かいます。
  ギンザシックスの話は、また別の機会に。