まぁ姉の My favorite things

きものと歌舞伎をこよなく愛する麻亜家の 麻亜 (まあ)です。 日々の暮らしの中のささやかな幸せ、発見、驚き、装い、想い、・・・そして小さなつぶやき(笑)。 お時間が許しましたら、どうぞ、お付き合いくださいませ。

ちはやふる  末次 由紀・著  講談社コミックス

 
イメージ 1  「古典好きのお母さんへ」という息子の勧めで読み始めました。
 現在、単行本14巻、まだ、本誌連載中だそうです。
 
  小学生のときに、友達を通じて競技かるたの世界を知ることになった主人公の「ちはや」。
  高校生になって、念願のかるた部を創部し、ユニークだけれど熱い仲間たちと全国制覇を目指します。
  そして、個人タイトルであるクイーンの座へも挑戦し続けていきます。
  
 
  読み進めながら、私も主人公のちはやと一緒に、
  小倉百人一首・100枚のかるたの奥深さを知ることになりました。すっかり夢中です。
  学生の頃に戻って、もう一度覚えなおしてみようか・・・。などと大それたことも考えたりしています。
  テスト用に一夜漬けで覚えたので、ちゃんと歌の意味を考えたこともなかったし、もったいないことをしました。
 
  競技としてのテクニックの話は興味深く、主人公の成長と仲間との部活動での行き違いや固い絆など、スポ根的な要素と和歌の解釈を巧みにストーリーに取り込んだ、少女マンガには必須の恋愛系とがバランスよく展開していき、素敵に盛り上がっています。
 
  最近、「ちはやふる」版の小倉百人一首解説書が出たそうで、「早く貸してぇ~」と訴えているのですが、息子は「じっくり読んでるから」と取り合ってくれません。
 
  来月、15巻の発売が楽しみです。