別れの季節、そして新天地へ-暮らし
別れの季節ですね。
涙もろい私は、ちょっぴり苦手な季節です。
今の住まいであるマンションは、親子3人、新築で入居してから12年経ちます。
その時から、ずっとお世話になっていた管理人さんが、退職されることになりました。
我が家は共働きで、いわゆる息子は鍵っ子です。
鍵を忘れて、家に入れず、管理人室で待たせてもらったり、
遊びの途中で、家まで帰るのが面倒でトイレを借りたり、
ある時は、独りで留守番中に、大きな蜂が窓から入ってきて、
恐くて、管理人さんに退治をお願いしたり、
管理人さんのお孫さんが息子と同い年で、
孫のように、かわいがっていただきました。
きれい好きな方で、エレベーターも階段も廊下も塵一つ落ちていなくて、
快適な生活をいつも提供してくださいました。
お別れに、感謝を込めて、
お気に入りの「濱猫」さんの作品を額装して送らせていただきました。
どうぞ、お元気で。
そうこうしているうちに、私も思いがけず、勤め先を異動することになりました。
これまで、支社勤務でしたが、4月からは、本社の出張所勤務になります。
これまで経験したことがないところで、かなり限定的な顧客を対象にした仕事になるようです。
退職される方の送別会を仕切っていたはずが、自分が送別される立場になってしまいました。
母のように接してくれ、
毎日のようにランチに通っていた定食屋のママには、この絵を。
好き嫌いの多い私に、
そっと、他の方とは違うメニューを用意してくれて、
美味しいお昼ご飯をいつもありがとうございました。
姉のように接してくれ、
いつも励ましてくれた事務局長さんには、この絵を。
ありがとうございました。
これからも、ちょくちょく遊びに来ます。 また、話をいっぱい聞いてください。
お世話になった皆さんに、イメージに合った絵を選んでいたら、
自分のものも欲しくなってしまい・・・。
これから、新天地でがんばる自分にプレゼント。
どこに飾ろうかな・・・。