まぁ姉の My favorite things

きものと歌舞伎をこよなく愛する麻亜家の 麻亜 (まあ)です。 日々の暮らしの中のささやかな幸せ、発見、驚き、装い、想い、・・・そして小さなつぶやき(笑)。 お時間が許しましたら、どうぞ、お付き合いくださいませ。

E.T. 20周年アニバーサリー特別版<午前十時の映画祭>

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 地球に置き去りにされた異星人と母子家庭の少年との心の交流を描いたSFファンタジー
 
 アメリカでの興行収入は、’92年に「タイタニック」が公開されるまで、歴代1位を守り続けた大ヒット作で、監督スピルバーグの不動の位置を決定付けた作品です。
 
 日本公開は1982年。
 今回は、公開20周年を記念して手を加えられたアニバーサリー版を観賞してきました。
 
 何度観ても、
 同じところで笑い、同じところで涙が出ちゃうんですよね。
 
 単なるファンタジーではなく、少年の成長の物語でもあり、
今回は、夏休み中ということもあってか、普段の<午前十時・・・>に比べ、親子連れが多くて、次世代と一緒に観たい、見せたい映画の一つであることが窺えました。
 
 公開当時は、スター・ウォーズ エピソード4からの連作の最盛期で、この映画の中にも、スター・ウォーズのキャラクターの説明をする少年エリオットのシーンやハロウィンの仮装のヨーダに、E.T.が仲間と間違って声を掛けるシーンなどがあり、ルーカスへのリスペクトが感じられます。
 
 一方、スター・ウォーズのエピソード1では、銀河元老院の場面にE.T.が登場していて、ヨーダとの共演を果たしていますが、その名前が「グレブレイプス」(Grebleips)と設定されていて、実はスピルバーグの逆さ綴りであったことを、今回、初めて知りました。これは、ルーカスからスピルバーグへの敬意の現れですよね。
 
 当時は誰もが、「この2人は、次に何をするのだろう」とワクワクする気持ちを抱いていたことを思い出しました。
 
 私の青春時代が甦る1作でした。