まぁ姉の My favorite things

きものと歌舞伎をこよなく愛する麻亜家の 麻亜 (まあ)です。 日々の暮らしの中のささやかな幸せ、発見、驚き、装い、想い、・・・そして小さなつぶやき(笑)。 お時間が許しましたら、どうぞ、お付き合いくださいませ。

プリンセス・トヨトミ 万城目 学・著  文藝春秋kobo

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 koboで読了した記念すべき第1冊目となりました。
 
 第141回直木賞の候補作となり、2011年には原作とした映画も公開されています。
 
 まぁ、秀吉の末裔が、現代になっても大阪市民みんなに守られていて、それも公然の秘密、なんて、あり得ない話だけれど、実際あったら、さぞや愉快なことだろうと、嫌味のない展開がページをめくる手を早めてしまう楽しいお話でした。
 
 私の場合、初めて読む作家については、気に入ると、「全作品を読んでみたい!」なんて、すぐに張り切ってしまう傾向があるのですが、今回は、ちょっとそこまではたどり着きませんでした。読後感が、思ったよりカルい感じがしたんですよね。ちょっと物足りないというか・・・。
 
 
 koboの中には「気になる本」というのを登録しておけるのですが(いわゆる、購入予定候補ということですが・・・)、そこに「鹿男あをによし」を待機させていたのですが、残念ながら、削除することにしました。