正月仕度。。。その2
午前中に家事を軽く済ませて、
染物屋さんへ。
しばらく前に出してあった、お直しのきものができあがり、取りに行ってきました。
お正月に間に合えば、着られるなぁって楽しみにしており、
お電話いただいて、喜び勇んで出かけました。
10月の初旬に、こんなラインナップっで、持ち込んでいたのですが、
左から、
反物のまま放置しておいたら黄色のカビが出てしまい、仕立てる前にこげ茶で染め直すはめになった結城紬。
母の単衣で、少し堅かったので、洗い張りしてみた紬。
やはり、母の小紋。胴裏が変色してしまったので、ついでに洗い張りした麻の葉模様の紬。
あとは、素性が分からない胴裏と八掛・・・・。
お小遣いとも相談して、
まずは結城紬。
真綿で温かいので、単衣でも良いかと思っていましたが、
考えてみれば、単衣のシーズンは年々短くなっているような気がして、八掛を染めて、袷で仕立てることに。
きものは「明るい藍」から「こげ茶」にしてしまったので、
柄はほとんどわからなくなってしまいましたが、
八掛は、お店の方の勧めもあって、優しい「淡紫」にしました。
こういう色目はあまり身に着けたことがなかったので、
ちょっと心配でしたが、
生地も少しクタッとした感じで、
お家で気軽に着られるものにできあがりました。
お正月に早速着てみます。
それから、単衣だった紬。
ちょっとゴワッとした感じが嫌だったのですが、洗い張りして、少し柔らかくなりました。
もともとしっかりした生地だったので、
お出かけにもいいようにと、やはり袷に。
こちらはもともと母のサイズに裁断されてしまっているのですが、
裄や丈をできるだけ直してもらいました。
八掛は、きものの糸の色から一色取って「青」に染めてもらいましたが、
帯が難しくなってしまったかしら。
仕立て上がりは、意外とスッキリ、キリっとできていました。
こちらは、仕事初めに着て行くのにぴったり。
持参の胴裏も使えました。
お正月のきものの仕度も、ほぼ整いました。
あとは、歌舞伎に何を着て行こうかな。
お正月は、お正月らしい姿でお出かけしたいですよね。