まぁ姉の My favorite things

きものと歌舞伎をこよなく愛する麻亜家の 麻亜 (まあ)です。 日々の暮らしの中のささやかな幸せ、発見、驚き、装い、想い、・・・そして小さなつぶやき(笑)。 お時間が許しましたら、どうぞ、お付き合いくださいませ。

散策日和・・紅葉の鎌倉 2

 
  長寿禅寺を脇道を歩いていくと化粧坂になります。
 かなり急な切通しなのですが、越えると源氏山、銭洗弁財天にたどり着きます。
 
  ホンと急・・・なのです。
 
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  源氏山を掠めて弁財天を過ぎ、山を降りていく右手に、
  私の大好きな佐助稲荷があります。
 
  思うに、特に佐助稲荷が好きなのではなく、
  どこであっても、お稲荷さんのあの重なる朱の鳥居に妙に魅かれるのです。
 
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  どこか違う世界への入り口に見えませんか?
  足腰が元気なうちに京都の伏見稲荷、行きたいなぁ。
 
 
  街角の何気ない景色が鎌倉です。
 
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  苔むした屋根から・・・
 
  これは椿、山茶花
 
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  さて、さらに坂道を下り、佐助トンネルの手前から右に折れて、
  由比ガ浜鎌倉文学館へ向かいます。
 
  まだ、紅葉が残ってました。
 
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   紅葉から覗く洋館の青い屋根が印象的です。
 
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  お庭には、秋の薔薇の名残があり、
 
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  訪れる人を楽しませてくれます。
 
 
  催し物は、歌人の「山崎方代(やまざき ほうだい)」さんでした。
  私は、初めて目にしましたが、魅かれる、素敵な歌が多くて、初めて会ったような気がせず、
  思わず、図録を買って帰って来ました。
 
  「方代」は「生き放題、死に放題」の「ほうだい」なのだそうで、
  自由に生きろと、お父上が命名されたそうです。
  実際、最後まで自由な方だったようで、
  その自由さが歌にキラキラ現れている、そんな風に思いました。
 
 
  鎌倉文学館は、私のお気に入りの場所に加わりました。