新春浅草歌舞伎 夜の部
もう2月も終わるというのに、
1月下旬に観てきた浅草歌舞伎のことを書いていなかったことを
思い出し、記録だけでもと思いたち、パソコンを立ち上げたら、
三津五郎丈の訃報が目に飛び込んできました。
どうしてまた、こんな風に命が奪われてしまうのでしょう。
盟友の勘三郎丈に先立たれ、
これからの歌舞伎界を支えていく屋台骨のお1人でしたのに・・・
まだまだ観たい舞台がたくさんありました。
舞踊の名手で、勘三郎丈との連れ舞を思い出します。
なんて、残念なことでしょう。
浅草歌舞伎ではご子息の巳之助さんも頑張っていました。
正直、昨年8月の納涼歌舞伎では、
思わず、「もっと、がんばれ!」って声を掛けたくなってしまったのですが、
「今回はがんばってるなぁ」って。
花形たち、がんばらなきゃねぇ。
先輩たちがいなくならないうちに、ちゃんと精進しなさい。
大切なものがどんどん失われしまう前に、
やらなければならないことがたくさんあります。
私にとってもそれは同じことです。
ご冥福を祈りながら、
私にできること、私がやらなければならないこと。
ゆっくり考えてみます。