松竹創業120周年 六月大歌舞伎 昼の部
さぁ、みなさま
どうぞ、ご覧ください。
「新薄雪物語」が上演されています。
これでは、贔屓の橋之助丈も霞んでしまいます・・・。
しかし、私の中では、当然、一番輝いていますから、
良しとしましょう(笑)。
もちろん、昼夜観るつもりで、
早速、昼の部に行ってまいりました(笑)。
勝海舟の父である勝小吉が主人公の物語です。
聡明な息子の麟太郎(後の勝海舟)の将来を思い、慣れぬ上役の接待をしますが、
結局、失敗に終わってしまいます。
一本気で世渡り下手な父と幼いながらも、先を見通し、世情を悟って振る舞う賢い息子のやりとりが、
コミカルでありながら、ほのぼのと、そして、涙を誘う一幕です。
かつて、この庄之助を実際も甥にあたる勘九郎丈、麟太郎を二男の宗生さんが演じたことがあり、
懐かしく思い出しました。
国生さんは従兄弟の勘九郎丈に付いて、熱心に御稽古されているようです。
さて、本公演の目玉「新薄雪物語」です。
昼の部では、「花見」、「詮議」の二幕が上演されています。
この絵面の豪華さ、それだけでも一見の価値ありです。
夜の部の、通しの後半を観てから、ゆっくり記事はUPしたいと思います(笑)