第21回稚魚の会 歌舞伎会 合同公演
私的歌舞伎週間の締めくくりは、
国立劇場歌舞伎俳優研修修了生・既成者研修発表会
第21回稚魚の会 歌舞伎会 合同公演 でした。
国立劇場は、伝承文化の継承のために昭和45年から研修生を募り、
これまで、多くの歌舞伎俳優を送り出してきました。
現在は99名の方が歌舞伎界で活躍されているそうです。
普段は大きなお役をいただくことが少ない皆さんが、
修練の発表の場として開催しているのが、この合同公演です。
本公演の時は、お弟子さんとして、きっちりと脇を固め師匠筋を支え、
舞踊の後見などにお見かけする方たちの晴れ舞台です。
贔屓筋の歌舞伎を何度も見ていると、
名前も顔もしっかり分かってきて、私にも応援している方が何人もいらっしゃいます。
そのうちのお一人、中村芝のぶさんが八重垣姫を演ると聞いて、
やはり芝のぶファンである友人を誘って観に行くことにしました。
歌舞伎は芝居ではなくて役者を観に行くものとは、よく言ったもので、
合同公演を観ながら、ついつい、誰それの時はこうだった・・・なんて思ってしまいましたが、
みなさん、それぞれ、がんばっていらっしゃいました。
こういう裾野を広げる、脇を支える方たちがいらっしゃってこその歌舞伎です。
これからも是非、がんばってください。
さて、今回の観劇のお楽しみはもう一つ。
そう、今年の3月の国立劇場の歌舞伎公演の時にも登場しましたN村さんの観劇弁当です。
今回、ご一緒することになって、
またまた、おもてなしをいただきました。
もちろん、今回もお品書きがありまして・・・
じゃ~ん!
美味しそうでしょう?
ホンと、美味しいんです。
一つ一つ、とても丁寧なつくりで、味がしっかりしているのに濃くないし、
材料は地産地消、そしてヘルシー。
今回もペロッといただきました。
どうも、ごちそうさまでございます。
9月には、いよいよ念願の料亭をご自宅にオープンされるとのこと。
準備に大忙しだそうです。
それでも、これからも変わらず歌舞伎を応援してくださるとの由。
そうそう、デザートのマフィンが、また絶品で・・・。
オープンのお祝いには必ず駆けつけますね。