まぁ姉の My favorite things

きものと歌舞伎をこよなく愛する麻亜家の 麻亜 (まあ)です。 日々の暮らしの中のささやかな幸せ、発見、驚き、装い、想い、・・・そして小さなつぶやき(笑)。 お時間が許しましたら、どうぞ、お付き合いくださいませ。

八月納涼歌舞伎 第二部


  先月の海の日には山方面(松本・坊主山)に出掛けて、信州・まつもと大歌舞伎・・・
  今月、山の日は東銀座で納涼歌舞伎を堪能です。

  まずは、第二部。

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  真ん中の二人が主役「東海道中膝栗毛」の弥次喜多です。

  劇中劇から始まり、もちろんお江戸なので歌舞伎です(笑)。
  義経千本桜の吉野山
  そこで、黒子のバイトをしていて大失敗して旅に出ます。

  歌舞伎の中では、膝栗毛はちょっと「寅さん」テイストだなぁといつも思います。
  まずは江戸に居られなくなるような何かをやらかし・・・
  パターンだけを踏襲して、時世の風刺や話題を満載して二人の珍道中が始まります。
  奇想天外なことが起きても、夢だったぁと辻褄を合わせちゃう(笑)。
  なので、旅の行先も興業毎に変わり、演出、脚本も変わります。

  今回は猿之助丈が脚本、演出。
  なんとラスベガスまで行っちゃいます。
  宙乗りありのプロジェクションマッピングありの本水あり。

  猿之助丈と染五郎丈で、やりたいこと、とりあえず全~部、やってみました~
  と、出演者が楽しくて楽しくてたまらないみたいな展開で、
  お客さんもすっかり乗せられてしまいます。もう、笑いっぱなし。
 
  もちろん獅子王、ワンピースの番宣もあり。
  どこかで見たことあるようなキャラクターまで(笑)

  あぁ、納涼歌舞伎だなぁって。
  これでなくちゃあって。

  勘三郎丈も三津五郎丈も喜んでるだろうなぁ。
  
  大いに傾(かぶ)いてます。