まぁ姉の My favorite things

きものと歌舞伎をこよなく愛する麻亜家の 麻亜 (まあ)です。 日々の暮らしの中のささやかな幸せ、発見、驚き、装い、想い、・・・そして小さなつぶやき(笑)。 お時間が許しましたら、どうぞ、お付き合いくださいませ。

金毘羅詣で・・・出発~屋島編


金毘羅歌舞伎を観に行ったのも、
もう一週間前。
時の流れは速いわ~。
忘れてしまわぬうちに、旅の思い出を綴っておきま~す(笑)。

今回の旅の計画は、
メインは金毘羅大歌舞伎。
でも、初めて渡る四国だし・・・正確には2度目なんですが、その時は橋の渡った島だけだったし。
でも高松って讃岐うどんしか思い出せないし・・・。

一泊二日に何を盛り込むのか・・・
実は、旅行のアレンジは一緒に出掛けるCちゃんがみんなしてくれて、
人事異動もあったし、仕事に追われてガイドブックや観光協会のHPに目を通したのはナント前日!!

それでもこんなに楽しめちゃうんだと、
Cちゃんには感謝、感激。

ちょっと早目の羽田発で一路高松を目指しました。

京急リラックマとコラボ中

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「行ってきま~す。」

心配されたお天気も上々です。

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高松空港からはレンタカーです。
みんな、私に命を預けてくれて、責任重大だけれど、その信頼が嬉しかったりして。
安全運転で行きますからね。

レンターカーショップのお兄さんが「屋島」を勧めてくれたので、
先ずはそちらで瀬戸内海の絶景を見ることに。
平家物語でも有名なあの場所が高松だったのかと・・・歴史や古典は好きなんだけど、
地理は苦手で(笑)。

まずは屋島の岬をぐるっと一周・・・したかったわけではないのですが、
カーナビがへんてこりんで、道なき道ばかりを案内して、
挙句の果て、目的地付近だからといって勝手に案内終了と・・・とほほな案内人。

それでも、出会いの楽しさが旅先にはあるもので、
漁船がたくさん停泊する際に、美味しい地元の定食屋さんを見つけて
ほっこりとした時間を過ごしました。

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地元のおばあちゃんがお昼ご飯の惣菜を買いに来ていて、
私たちもカフェテリア式で好きなおかずを取ってご飯とみそ汁を頼み・・・
海の見える窓際で

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3種の新鮮刺身盛に出汁巻き卵。魚介のマリネ・・・
盛の良いご飯(小)に←半ライスにしてもらいました。
具たくさん味噌汁(小)・・全部で750円。
ありがたや。

朝が早かったから、早めのお昼ご飯をいただきました。
それから、道案内もしていただき・・・。


ようやくたどり着いた屋島寺は、

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四国霊場第八十四番目。
周辺は日本初の国立公園でボランティアガイドさんもいらっしゃって、
無料で案内をお願いできます。

うろうろしている私たちが心配だったのか、
今回はボランティアさんからお声かけいただき、
一時間半ほどのご案内をしていただくことに。

ボランティアガイドの菊池さんです。

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源氏の那須与一が平家の扇の的に矢を射かけたのは、有名なお話。
その舞台がここです。
見事な的中に、敵味方双方からあっ晴れの声が掛かったとか。

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江戸時代に塩田を作ったため、
四角く区画されてしまっていますが、今も見事な景勝地です。

ぐるりと回ると小豆島も見えてきます。
お天気が良いと明石大橋も見えるそうなのですが・・・

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多島美が自慢で、松島より美しいとお国自慢が始まります。
栗林公園も日本三大庭園より素晴らしいと・・・それは夫も言っていたし、
世の名物に名物なしとはよく言ったものです(笑)


平家の合戦を描いた銀屏風も見せていただきました。

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実は屋島はタヌキも有名で・・・
「平成狸合戦ポンポコ」をご覧になった方は、あの長老狸を覚えていらっしゃるでしょうか、
多摩のタヌキに化け方を伝授したあの爺さま。
ここの出身なんですね。

ちゃんと屋島寺の一等地に祀られておりました。

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これで屋島一周です。

いろいろなエピソードを伺いながら、
よい時間を過ごせました。

ここから琴平温泉郷まで、車で1時間ほど。
宿に入る前に、讃岐うどんを食べなくちゃね~。

私はついついカウンターにあった櫛の通った牛筋出汁のおでんに魅かれてしまい。
田舎の静岡おでんとよく似てて、ついつい懐かしくて。

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そうそうお昼の定食もCちゃんが頼んだ鯖煮はお醤油の煮つけ。
これも静岡みたい。
ヨコハマに来てからはほとんどお目に掛かりませんので。
新鮮でないとできないんですよね。


さあ、琴平に向かいます。