ロンゲスト・ヤード<午前十時の映画祭>
当時、ドル箱スターと言われていたバート・レイノルズ主演のアクション・コメディーです。
ストーリーは単純で分かり易く、カーアクションと乱闘とちょっぴり下品なセリフ・・・。いわゆる低予算のB級映画と呼ばれていたものですが、何故か、こういったものの方が観客の入りは良く、アカデミー賞には全く関係ないけれど、娯楽としては100点満点、ハリウッド映画らしい映画です。
日本公開は1975年。
そこで、看守チームと受刑者チームでフットボールの試合をすることになります。どちらが勝ったかは、もちろん、言わずもがな。
反則スレスレのプレイなどは、日ごろ、看守たちから、いわれのない暴力を受けている受刑者にとっては、もっけの幸い、渡りに船。でも、勝つときは正々堂々、ってところが、きっと気持ちいいんですね。
その後、リメイクも何作品か作られているようですが、オリジナルを越えたものはなさそうです。