思い出の端切が、縮緬細工のうさぎに・・・ -きもの
義兄の法事に仕事の都合で出席できなかった義妹が、
娘(夫の姪)に言付けて手渡してくれたのが、椿の花も美しい、桐の箱でした。
その中には・・・、
縮緬細工の「うさぎ」。
お内裏様とお雛さまが鎮座ましましていらっしゃいました。
数年前、義妹が縮緬細工を習い始めた頃に、「きものの端切れがないかしら?」と相談されて、
箪笥の奥から探し出したものです。
まさか、こんな形で手元に戻ってくるとは想像もしていなかったので、
箱の蓋を開けたときには、感激しました。
左は、義母のもの、義妹からすれば実母の形見となるきものの端切れです。
右は、私の伯母が母に譲ったきものの端切れです。伯母も母も、もうないので、こちらも形見の一部です。
こういう時に、「きもの」っていいなぁと思います。
絹って素晴らしい。
私の「きもの」。
いずれ、どなたかが、引き継いで、生かしてくださると嬉しいなぁ。
まだ、当分、先の予定ではありますが・・・。