振替休日(立春大吉)
1月の後半から、出張やら休日出勤続きで、
少し疲れたなぁって・・・。
で、休日出勤のご褒美に振替休日。
振替休日は、そもそも労働の代償だから、ご褒美でもなんでもなく当たり前のことなのですが、
大多数の方が労働しているだろうと思われる平日に休暇を取るのは、
カレンダーどおりに働いている者にとっては、ちょっとした喜びなのです。
空いている映画館。
ランチの時間を外した喧噪のないレストラン。
家族の予定に振り回されない自分だけの時間と空間・・・。
やはり、ご褒美でしょう?
午前中は、どうしても出席しなければならない会議が出張先であり、
会議が終わったら、会社には戻らず、そこからささやかな休日の始まりです。
出張先の前庭に白梅の木が、
良い香りがすると思ったら、今日の暖かさで開いたばかりのようでした。
休みと決まった帰り道の景色は、どこか長閑で、
「あぁ、今日は、立春だぁ」と気がつきました。
春永とはよく言ったもので、この季節になると、日が延びてきて、
なんとなく一日が長くなったような気がします。
それにしても、出張先が坂の上にあることが多く、
勤め先も坂の上なので、登ったり下ったり・・・。
景色は良いのですが、まぁ、健康にも良いけど、資料の重さが堪えます。
最近の半日休みは、お気に入りのレストランでランチ、映画が定番です。
映画館の近くのステーキレストラン「キッチン静(しずか)」。
ランチは1,000円前後。
前回はステーキランチだったから、今日はハンバーグステーキランチに。
+100円して、目玉焼きをトッピング。
これもご褒美?
後から入ってきた初老の紳士が、
楽しそうにランチのほかに、ビールやワインを次々と注文するので、
「あっ私も・・・」と思いましたが、踏みとどまりました。
これから映画「ストロベリーナイト」が待ってます。
ここで飲んでしまったら、起きている自信が持てなくて、アルコールは断念。
映画の席は確保してあったので、
時間まで、ゆっくりレストランで過ごしました。
映画館に行くのは、実は久しぶり。
<午前十時の映画祭>の大ファンなのですが、今シリーズ限りということで、
とても残念に思っていたら、フィルム上映ではないけれど<新・午前十時の映画祭>と銘打ち、
デジタルプリントした名作がまた上映されると、ポスターが掲示されていました。
嬉しいご褒美がまた一つ増えました。
「ストロベリーナイト」は期待どおり映画でした。
行き届いた演出で原作のイメージも壊れなかったし、雨がとても効果的に使われていて感心しました。
原作は「インビジブルレイン」ですものね。
こちらのご褒美にも大満足。
この詳しい話は、また別の機会に。