野麦峠と乗鞍大雪渓と・・・②
野麦峠に来た道を松本方面に下ると、奈川渡ダムに沿って、
雪解けを迎える5月には、除雪後に残った道路脇の雪の壁がまるで回廊のようになることで有名です。
今年の冬は雪が多く、この6月下旬になっても、
まだ、除雪作業が続いており、雪の回廊も名残なら見られるということで、
マイカーから路線バスに乗り換えて、大雪渓を見に行くことにしました。
実は、ノープランだったのですが、
バスの発着所のある観光センターに着いたら、
これから最終バスが出るというので、グッドタイミングとばかりに乗り込みました。
頂上に近くなると、
雪の回廊を想像させる雪の壁が、視界を遮ります。
既にこの付近はマイカーでは入れません。
バスを終点で降りると、雪渓が広がる剣ヶ峰登山道の入り口です。
時折、山スキーの方が滑り降りてきます。
乗ってきたバスは10分程度で、ここを折り返し、
本日、下りの最終バスとなるので、登山者はこのバスの時間に合わせて、
三々五々、下山してくるとのことでした。
私たちは、この10分間を大雪渓散策に使います。
この先は、未だに閉鎖区間です。
大雪渓を見上げ、
天気予報、朝から曇り時々雨だったけれど、
外れたみたい・・・、良かった(笑)
帰りのバスは、すっかりお休みタイム
山道の横揺れは心地よいですね。