まぁ姉の My favorite things

きものと歌舞伎をこよなく愛する麻亜家の 麻亜 (まあ)です。 日々の暮らしの中のささやかな幸せ、発見、驚き、装い、想い、・・・そして小さなつぶやき(笑)。 お時間が許しましたら、どうぞ、お付き合いくださいませ。

バックステージ・ツアー @明治座

 
  和装と日本文化のコラボをしているジャパンスタイルの「和装day」のイベントで、
 明治座の11月花形歌舞伎公演・昼の部に行ってきました。
 
 
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  開演前には、バックステージ・ツアーが企画されていて、
  とても貴重な体験をさせていただきました。
 
  実は、明治座を訪れるのは初めて、
  開演前の企画なので、まだ、朝早い甘酒横丁を一路、明治座を目指します。
 
  
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  早速、大道具を立てる前の舞台に案内していただきました。
  役者さん目線の、人の入っていない観客席は不思議な感じがします。
 
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  ご案内は、明治座の大道具の責任者の方が丁寧に説明してくださいました。
  歌舞伎は、ほかの興業に比べて舞台スタッフが圧倒的に多くて、70人近くの人が働いているそうです。
 
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   花道の上の3階席のさらに上、夜の部の宙乗りで引っ込む大仕掛けが用意されています。
 
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  舞台脇には、本公演で使うすべての背景が順番にセットされていて、
 
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  バトンに吊るしてある大きな背景も、実際に立てる様子を見させていただきました。
 
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  脇を隠す背景も付け足します。
 
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  大道具さんたちには、薄縁(うすべり)を広げたり、回収したりする技を見せていただいたりもしました。
 
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  廻り舞台(盆)も廻していただき、意外なスピードにびっくり!
  スピード調整も何段階かあるそうで、廻り舞台を芝居の演出に上手生かした、
  「野崎村」や「俊寛」などを思い出しました。
 
 
  セリにも乗せていただきました。
  
  分かりにくいですが、セリが下がって、舞台と段差ができてきました。
 
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                                       下から見上げると・・・
 
 
   最後に、花道で参加者の皆さんと記念写真を撮って、ツアーもお終いです。
 
 
 
   その後、お芝居の筋立てを聞いて、予習もバッチリ。
   お席は、歌舞伎座でいうと東側桟敷の位置。
   明治座では、椅子席になっていました。
   一段高くて、舞台も花道もよく見えて、観劇には最高でした。
 
 
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  お芝居の話は、また別に・・・。