まぁ姉の My favorite things

きものと歌舞伎をこよなく愛する麻亜家の 麻亜 (まあ)です。 日々の暮らしの中のささやかな幸せ、発見、驚き、装い、想い、・・・そして小さなつぶやき(笑)。 お時間が許しましたら、どうぞ、お付き合いくださいませ。

リトル・ダンサー <新・午前十時の映画祭>


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 会社のヨーロッパ映画好きの大先輩から
 「観たわよ」ってメールをもらうまで、
 全く忘れていたんです。

  そう、午前十時の映画祭のこと・・・。

 いくら人事異動で忙しかったからって、
 映画祭のことを失念していたなんて、
 クラッシック映画ファンとして、
 ホンと面目ないです(笑)




 いただいたメールのお返事後、即チケット入手。
 行ってまいりました。
 上映期間が2週間で良かった。
 間に合いました(笑)

 ということで、今回は「リトル・ダンサー」です。

 
 日本公開は2001年
 監督のスティーブン・ダルドリーは舞台出身で、長編映画初作品として、
 「リトル・ダンサー」を手掛けています。

 カット割りや構成が斬新で、
 ダンスと音楽、家族愛をテーマにしたドラマの部分が巧みに絡み合って、
 ストーリーが進んでいきます。

 イギリスの炭鉱町が舞台です。
 衰退していく炭鉱で、主人公ビリーの家族の未来には暗雲が立ち込め、
 街の大人たちはみな疲弊しきってています。

 そんな中、ビリーがふとしたことからダンスに目覚め、
 父との対立を乗り越えてバレエダンサーを目指していくひと冬の出来事が描かれています。

 主人公のビリー演じたのは、2000人の候補者の中から、
 卓越したダンスと演技力で選ばれたジェイミー・ベル
 彼なくしては、この映画は語れません。

 なんと、この映画で、15歳にして、英国アカデミー賞主演男優賞を獲得しています。

 11歳の少年のひたむきさ、家族の愛、友情、才能を見出した師弟愛。
 どれも素晴らしく描かれています。

 ハッピーエンド万歳!

 鑑賞後は、きっと、あなたも幸せな気分になれます。