まぁ姉の My favorite things

きものと歌舞伎をこよなく愛する麻亜家の 麻亜 (まあ)です。 日々の暮らしの中のささやかな幸せ、発見、驚き、装い、想い、・・・そして小さなつぶやき(笑)。 お時間が許しましたら、どうぞ、お付き合いくださいませ。

シェルブールの雨傘 <新・午前十時の映画祭>


  ミュージカル映画の名作とは聞いておりましたが、
  初めて観ました。

  それには、私なりのいろいろな理由があって、
  まぁ、意図的に遠ざけていたわけですが・・・。

   
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  基本、フランス映画は苦手であること、
  すべてのセリフに旋律が付いているセリティーヴォ形式であること・・・
  これは、最近では「レ・ミゼラブル('12)」がそうだったということですが、
  印象的には、ここまでではなかったような・・・。

  でも、折角のチャンスに
  「いい歳して、食わず嫌いはいけません」と思い、
  ちゃんと観ることにしました(笑)。

  1964年のフランス映画です。

  若い恋人同士が戦争によって引き裂かれ、
  やがて、新しいパートナーとそれぞれの道を歩み始め、
  再会するも、それぞれの居場所に戻っていく・・・

  ストーリーは至って、単純、ありがちなのですが、
  最初から最後まで歌でつなぐという手法と
  衣装、セットの色遣いなど、かなり凝った演出で、
  それだけでも、やはり観る価値があったのかなぁと思います。

  こういうのが、王道・フランス映画っていうのかしら・・・。