まぁ姉の My favorite things

きものと歌舞伎をこよなく愛する麻亜家の 麻亜 (まあ)です。 日々の暮らしの中のささやかな幸せ、発見、驚き、装い、想い、・・・そして小さなつぶやき(笑)。 お時間が許しましたら、どうぞ、お付き合いくださいませ。

清水義也 能の会 @国立能楽堂


  今月は初めて続きで・・・

  先日の昭和女子大人見記念講堂も一度訪れてみたいホールでしたが、
  今回は、国立能楽堂にデビューです。

  お能を観るのは、これまで、薪能など屋外の会場のことが多く、
  ヨコハマにも市立の能楽堂がありますが、行ったことがありませんでした。

  今回は解説も付いているということですし、
  演目も有名な「二人静」、狂言の「福の神」、「善知鳥(うとう)」で、

  お一人でも多くの方に、お能に触れていただき、興味を持っていただきたいとの
  主催者のお気持ちもいただき、
  拝見してまいりました。

  実に、最寄りの千駄ヶ谷の駅に降りたのも初めてかもしれない・・・
  銀杏の黄色が青空にまぶしく、とても天気の良い日でした。

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  入口からし能楽堂・・・って雰囲気で

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  門をくぐると、

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  そして、舞台は、
  屋内なのですが、屋根が付いています。

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  手元には、事前解説書が配られ、
  始まるまで、予習に専念しておりました。
  重要な場面の現代語訳のセリフ?謡?も載っていて、とても分かりやすかったです。

  能の歴史や用語説明、舞台や装束の説明、鑑賞の仕方など、
  とても充実していて、
  無償でいただけるなんて、申し訳ないようです。
  これから「お能のバイブル」として大事にお勉強させていただきます。

  
  それでも、やっぱり、まだ観慣れてなくて、難しい箇所も・・・
  
  しかし、
  大好きな歌舞伎は、お能の演目を題材にしたものも多く、
  いわゆる松羽目物といわれるものですが、
  能舞台と同じに松の絵の背景と五色の揚幕が使われています。

  なので、仕舞で披露された「小袖曽我」「三笑」「橋弁慶」、
  一調の「船弁慶」などは御馴染みで、とても楽しめました。

  初めの解説や戴いた解説書で、
  また一つ、お能の世界に近づけたような気がします。

  見続けているうちに、
  少しずつ、理解が深まっていくような手応えが少し、見えたような・・・

  また、チャレンジしたいなぁ、
  謡曲や仕舞を習ってみたいなぁ・・・
  なんて、大それたことを思っていたりします。