日本の音でお正月!
「楽しうなるこそめでたけれ」 なんて副題が付いています。
ニューイヤー・コンサート。
それはそれは楽しいひと時でした。
今年で3年目の特別企画、ずっと気になっていたのですが、
今回、初めて鑑賞できました。
申年にちなんだ演目が並びます。
狂言の「猿婿(さるむこ)」は、セリフが全て「キャーキャー」という猿語。
「キャー」の言い方の抑揚やリズムで表現します。
身振り手振りのボディランゲージとシチュエーション合わせて観ると、
ちゃんと、意味が通じてしまうから面白いです。
二胡と琴の「春の海」の演奏。
これは実験的な試みで、「キャー」で言葉が通じるならば、
セリフを全て音楽(二胡、笛、打楽器など)に置き換えてみようというものです。
これが面白かった。ちゃんと通じました。
会場は笑いの渦です(笑)。
表現って奥が深いです。特にこちらが理解しようと思ったら、なんでもありなんですね。
そして、最後に舞楽の「蘇莫者(そまくしゃ)」
なんて盛り沢山な、贅沢な・・・
年明けらしい、楽しく、目出度いコンサートでした。
来年もこの特別企画があったら、また、是非、行きたいなぁ。
あはは、鬼が笑いますね(笑)。