グレン・ミラー物語 <新・午前十時の映画祭>
スゥイング・ジャズと言えば、私の中では、
もちろん、どちらも映画化されていて、
映画好きの私は、そこから、はっきりと認識するようになったのですが・・・。
初見も既にリバイバル上映でしたが、
当時、大きく感銘を受けたのは、グレン・ミラーは戦時中に不幸な死を遂げていたのに、
彼のこだわりのサウンドをバントが演奏し続けていたこと と、
ベニー・グッドマンはまだ存命で、たしか90歳を過ぎていたと思いますが、
バンドマンとして活躍しており、日本でもコンサートが催されていたこと。
どちらも大好きな音楽です。
そして今回、
「グレン・ミラー物語」を久々に劇場で観てきました。
1954年 日本公開
監督はアンソニー・マン
商売道具のトロン・ボーンを質屋に入れなければ生活ができない時代から、
仲間や妻に助けられながら、自身のサウンドを追求していくバンドの結成初期、
やがて、スポンサーを得て、大きく成功しますが、
戦争が始まり、志願した慰問途中で、飛行機事故で行方不明になります。
亡くなったその日も、全米向けにグレン・ミラー楽団の演奏がラジオで生放送され、
やはり、音楽映画は映画館で観なくてはね!
私の持論です(笑)。