春の七草の寄せ植え
暦では大寒の真只中。
各地で水道が出なくなるアクシデントが続発しているみたいですし、
我が家の庭も雪もちっとも融けません。
でも、あと一週間もすれば立春。ようやく春永になりますね。
その季節の先取りは日本の美しい風習です。
昨年末、住まいのある地域の古民家園の催しで、
裏山から切り出した竹の鉢に七草の寄せ植えを作りました。
材料をボランティアの方が用意してくださっています。
名札も自分で書きます。
見本を参考に思い思いに配置を決めていくのですが、
山側に苔を貼っていきます。
苔が整ったら間違えないように名札を挿します。
七草ってちゃんと暗唱できたけれど、
どれがどれなのか、実はあまり良く分かっていなかったことに気づきました。
イメージの違ってたものもあったりして(笑)。
水辺を模した場所には、根が落ち着いてから、
数日後に戴いた白い小石を敷き詰めました。
竹鉢の春の七草の盆栽のできあがりです。
今は、お正月飾りの役目も終えて、陽の良く当たる庭の片隅に置いてあります。
上手に育てれば、春には菜花が咲くそうなので、
それもまた一景かなと思い、大切に育てていくつもり。
七草粥で食べてしまうという選択肢もあったのですが、
このまま庭の一員になってもらえれば、来年はまた別の楽しみになるかなと・・・
食いしん坊の私です。
ということで、我が家の今年の七草粥は、
野菜雑炊でした(笑)。