もうすぐ春ですね・・・
花粉症の身としては、この時期、外での作業はとても勇気が要ります(笑)。
でも、春の準備が始まった庭は楽しみも多くて、気温が高すぎず、風が弱い日を見定めて、
何とか、短時間で終わるように段取り良く・・・なんて上手くはいかないのですが、
お手入れに励みます。
昨年の秋にテレビのバラエティーで柴田りえさんが、苔にハマっているという話をしていて、
ルーペで覗いた世界がほんとにきれいで、
それからちょっと「苔」に注目していました。
八ヶ岳の先輩の家に遊びに行った時も、「苔」にばかり目が行って(笑)
その小宇宙に引き込まれていく感じが何とも言えず・・・。
それで、麻亜家の庭にも、
眺めが素敵になるのではないかと、計画しておりました。
春の庭は、静かにじっと冬を耐えていた植物たちが一斉に活動を始めます。
ヒマラヤユキノシタの花は可憐で
毎年、春の先振れです。
紫陽花の葉は、まるで緑の薔薇の様。
チューリップは掘り上げて、年越しした球根も元気に伸びています。
我が家のユキノシタは芝生と境界を鬩ぎ合い。
これからグングン広がっていきます。
ツワブキの新芽はいつも、「桜の花の満開の下」の耳男の耳を思い出します(笑)。
雑草という名の花はないとは言いますが、
やはり大切に植えた花が駆逐されてしまうのでは困ります。
ある程度はそのままにして、楽しみたい、などと思うものだから、
雑草の片づけはなかなか加減が難しい。
それに加えて、今年は、苔も敷きたいと、自分でさらにハードルを上げてしまい、
至難の業(笑)。
そして、一日がかりでようやく、ここまで。
芍薬の新しい芽も顔を覗かせています。
苔は半日陰に最適と言われるハイゴケを使用。
夕方から雨が降り出しました。
どうぞ、うまく定着して、ミニ日本庭園ができますように。