和の装い 春の先取り
昔から、伊達の薄着と申しますが、
暖かくなってくると、季節の先取りは粋のセオリー・・・。
ついつい、財布の紐もゆるくなってしまいます(笑)。
友人の池坊の華展に、新調した春色のウールで行ってまいりました。
初めての色目で、身に着けるまでは心配でしたが、春らしい装いになり、良かったなぁと。
帯は木綿の名古屋帯です。
これで、すっかり、この色目に自信がついて、
重ねて、お茶のお稽古にも、このきものを着ていきました。
そして、お彼岸の食事会。
昨年夏に亡くなった、人生の大先輩を慕って、仲間で集まりました。
華やか、というより、少し落ち着いたものにしようと、ワンポイントの半幅帯に木綿のきもの。
ここ数日、急に暖かくなって、懇意にしてもらっている呉服屋の旦那が、
「この陽気では、帯付けですね」と、facebookに上げていたので、そうか、木綿かぁ・・・と
薄物の羽織と組み合わせて、大成功でした。
少し前まで、半幅帯にハマっていたのですが、
今、長襦袢の流れが来ています。
それはまた、ご報告させていただきますね。