テルマエ・ロマエ － シネマ

　ＧＷに観た方がみなさん「おもしろかったぁ！」とおっしゃるので、

　満を持して、観に行って参りました。

 

　上映時間中、笑いが映画館に満ちている作品を久しぶりに観たような気がします。ホンと、理屈抜きに楽しかったです。

　日本人がローマ人を演じるなんて発想も楽しく、あ゛っー、ローマ人が日本語しゃべってるぅ～、みたいな。

 

　中でも注目してしまったのが、

　日本の有名温泉を継ぎ接ぎして、真実の故郷である架空の温泉地を創造しているところ。

　伊豆だったり、伊香保だったり、那須だったり、その他いっぱい。

　まさしく良いとこ取り！

　　熱川の「バナナ・ワニ園」って、まだ、健在だったんだぁと、こちらもとても懐かしく・・・。ウン十年ぶりにお目にかかりました。

　

　　先日の箱根旅行で、「熱帯植物館」のバナナを見て、テルマエ・ロマエを観ていたＴちゃんが笑うので、

　気になって、気になって、仕方ありませんでしたが、ようやく謎が解けました。

　当時は、貴重な果物だったのですね。

 

　　さらに、きもの好きの私としては、ルシウスの旅館浴衣の着こなしも気になるところ。

　　バナナを追いかけて、河原を浴衣姿で疾走する姿、裾裁きに惚れてしまいました。

 

　　確かにルシウス役の 阿部 寛 は、映画全編で、惜しげもなく隆々たる肉体美を見せてはおりますが、それよりも、きものの裾からのぞく、あの脚線美こそ、男の色香と感じます。

  

    映画を観たあと、温泉に浸かって、のんびりしたくなること請け合いです。