歌舞伎茶屋 麻阿家
今月は初めて続きで・・・ 先日の昭和女子大の人見記念講堂も一度訪れてみたいホールでしたが、 今回は、国立能楽堂にデビューです。 お能を観るのは、これまで、薪能など屋外の会場のことが多く、 ヨコハマにも市立の能楽堂がありますが、行ったことがあり…
仲良しに誘われて、ケルト音楽のコンサートに行ってきました。 ケルトと言えば、その世界観は、 「ロード・オブ・ザ・リング」や「アーサー王物語」につながるもので、 近年では「ハリー・ポッター」にも影響を与えています。 そんなことから、幻想的なファ…
農村歌舞伎を源とする「いずみ歌舞伎」も20回目の公演を迎えました。 会場入り口を賑わす幟旗は、年々増えているように思います。 記念の演目は、 「弁天娘女男白浪 浜松屋店先の場」と「身替座禅」 当日、竹本三枡太夫による素浄瑠璃の「壺坂霊験記」が追…
橋之助丈 八代目 芝翫 襲名 おめでとうございます。 長男の国生さんが四代目の橋之助を 二男の宗生さんが三代目福之助を 三男の宣生さんが四代目歌之助を 同時襲名。 誠に喜ばしいことです。 このお話を初めての聞いたときは、 あまりに素晴らしいお話で、全…
間もなく千穐楽を迎える赤坂歌舞伎。 18代 勘三郎丈が2008年の赤坂ACTシアターのオープニングシリーズとして、 「芸能の街・赤坂で歌舞伎を」と始めてから、今年で4回目。 3回目からは勘九郎丈が座頭を勤めています。 贔屓の橋之助丈の長男・国生…
私的歌舞伎週間の締めくくりは、 国立劇場歌舞伎俳優研修修了生・既成者研修発表会 第21回稚魚の会 歌舞伎会 合同公演 でした。 国立劇場は、伝承文化の継承のために昭和45年から研修生を募り、 これまで、多くの歌舞伎俳優を送り出してきました。 現在…
さて、恒例、八月納涼歌舞伎、 第三部です。 今回、歌舞伎座デビューのTTちゃんを伴って、 お出かけいたしました。 実は二人は飲み友達。 桟敷席でワインを飲みながらの観劇です。 先日、普通のお席から、ふと桟敷席を眺めたとき、 初老の紳士とご婦人が楽…
歌舞伎座・納涼歌舞伎。 平成2年に復活し、恒例となり、夏の風物詩となっています。 一昨年は、この納涼歌舞伎を復活させた勘三郎丈の追善を 昨年は、勘三郎丈の盟友三津五郎丈の病気からの完全復活を喜び、 今年は、その三津五郎丈の追善となってしまいま…
昨日の立秋は、不思議なことに、 その前日までの暑さが少し納まり、多少過ごしやすくなり、 エアコンを切っている時間も長くなって 暦って良くできてるなぁなんて・・・ それでも、例年にない猛暑。 熱中症には気をつけねば。 世の中もお盆に向けて夏休み。 …
退廃した空気が漂う幕末のある時を 重なり合うように生きた三人のチンピラのお話です。 監督は串田和美 自ら演出した舞台のシアトリカルムービーです。 これまでのシネマ歌舞伎も舞台を観ているような錯覚をするほど 臨場感あふれる演出、カット割りがされ…
いわゆる歌舞伎の巡業公演です。 一般的に地方を廻るイメージですが、スタートとゴールは首都圏であることが多いです。 今回は巡業3日目 神奈川県「相模女子大グリーンホール」での公演に行ってきました。 巡業は、ほぼ1か月で25か所程度の会場を廻りま…
夜の部、行ってまいりました。 「新薄雪物語」は昼からの通しで完結。 薄雪姫は3人の競演でしたが、やはり、夜の部の米吉さんが一番良かったかな。 とはいえ、「新薄雪物語」と言うものの、決して、薄雪姫は主役ではなく、 ちょっとした添え物で・・・、 歌…
さぁ、みなさま どうぞ、ご覧ください。 今月の歌舞伎座は、この錚々たる出演者で昼夜通しで、 「新薄雪物語」が上演されています。 これでは、贔屓の橋之助丈も霞んでしまいます・・・。 しかし、私の中では、当然、一番輝いていますから、 良しとしましょ…
平成中村座 夜の部、 昼の部に引き続き行ってまいりました。 千穐楽も過ぎて、こんな時期のUPになってしまいましたが、 まだまだ、芝居の興奮冷めやらずのまぁ姉です。 いつものスタッフが迎えてくれる、楽しい芝居小屋です。 さて、夜の部の皮切りは「三…
三年ぶりの平成中村座です。 前回は、隅田公園に小屋が建って、7か月のロングラン、 六代目勘九郎丈の襲名の頃でしたね。 このたった3年の間に、勘三郎丈が鬼籍に入り、 新歌舞伎座は開場したものの、 歌舞伎界は大きく様相が変わってしまいました。 しば…
「梅雨小袖昔八丈」 お江戸の匂いがぷんぷんのお芝居ですが、 河竹黙阿弥が五代目菊五郎のために書きおろした、 明治6年初演の作品です。 これまで、十八世勘三郎丈、先日亡くなった三津五郎丈の新三を 観てきましたが、その脇を固めていた、橋之助丈が、 …
もう2月も終わるというのに、 1月下旬に観てきた浅草歌舞伎のことを書いていなかったことを 思い出し、記録だけでもと思いたち、パソコンを立ち上げたら、 三津五郎丈の訃報が目に飛び込んできました。 どうしてまた、こんな風に命が奪われてしまうのでし…
今月17日の全国公開に先駆けて、東劇で先行上映があり、 初日に行ってきました。 贔屓の橋之助丈が大阪・松竹座なので、 なんと、首都圏では4箇所で歌舞伎が上演されているというのに、 私は、シネマ歌舞伎で幕開けです(笑) でも、素晴らしかったですよ…
もうすぐ12月なのに、 今さらながら、11月公演の記事のUPです。 千穐楽は25日でした・・・。 贔屓の橋之助丈が出演してないせいか・・・ はたまた、そもそも趣旨が和装イベントだったためか・・・ 公演前のバックステージツアーの満足度が高かったためか…
和装と日本文化のコラボをしているジャパンスタイルの「和装day」のイベントで、 明治座の11月花形歌舞伎公演・昼の部に行ってきました。 開演前には、バックステージ・ツアーが企画されていて、 とても貴重な体験をさせていただきました。 実は、明治座…
通し狂言「伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)」 伊達騒動に取材した作品で、 歌舞伎のほか、時代小説や時代劇などに多く取り上げられる、 有名なお話です。 藤十郎丈の当たり役である乳母の政岡は、 自らの息子も犠牲にしつつ、幼い殿を命がけで守ります…
今回は、体調万全で行ってまいりました(笑)。 夜の部で楽しめなかった分、 三味線の誘惑にも負けず、一度も舟を漕ぐこともなく・・・、 楽しんでまいりました。 明日はもう、千穐楽ですね。 二人の勘三郎の人柄、芸域が偲ばれる、 とても良い追善公演でし…
さてさて、毎年10月の恒例、いずみ歌舞伎です。 今年で19回目、来年は成人式を迎えます。 出掛けた土曜日は秋晴れの、暑くもなく寒くもない素晴らしい御日和で、 お席も満杯。 今年も、いずみ歌舞伎は健在です。 発祥は農村歌舞伎ですが、お道具は歌舞伎座…
正直に申し上げると、 贔屓の橋之助丈の出番が少ないので、 今回は見送ろうか・・・なんてギリギリまで考えていて、 それでも、やっぱり、追善なんだし、 仁左衛門丈、玉三郎丈、藤十郎丈が顔を揃えるんだし・・・。 そんな中途半端な気持ちで出かけたのが…
記事のUPにモタモタしていたら、 間もなく、千穐楽ですね・・・。 さて、 私の八月納涼歌舞伎の締めくくりは第二部でした。 『信州川中島合戦 輝虎配膳』 贔屓の橋之助丈が初役で輝虎を演じます。 言わずもがな、輝虎は長尾景虎(上杉謙信)がモデルです…
歌舞伎鑑賞は七月がお休みだったので(もちろん私的にですが・・・) 堰を切ったように、歌舞伎座通いしています。 実に先週は歌舞伎週間でした(笑)。 三部に引き続き観に行ったのが第一部。 谷崎潤一郎の原作の『恐怖時代』は三十数年ぶりの上演で、 登…
納涼歌舞伎の季節がやってきました。 慣例の三部構成ですが、私の皮切りは第三部から。 『勢獅子』は、 三津五郎丈の完全復帰を心よりお祝いしたいと思います。 第二部の『たぬき』からの引き続きの出演で、 やや、お疲れ気味な感じがいたしましたが、 徐々…
国立劇場は、日本の伝統芸能の保存振興のために設立されました。 お役目の一つとして、年に数回、歌舞伎鑑賞教室が開かれます。 解説付きで上質な歌舞伎を観ることができます。 低廉なのも魅力の一つ。 平日は学校の授業の一環として利用されることも多く、…
私の贔屓、橋之助丈のご長男 国生さんがトークイベントに挑戦! 御茶ノ水にあるWATERRAS(ワテラス)のコモン・ホールへ行ってきました。 この4月に大学生になり、 歌舞伎役者としても本格的に活動していくとのことで、 歌舞伎の将来に託す夢、思…
とても楽しかったです。 出演者のアクロバットもさることながら、 コスチュームの見事さ、演出の素晴らしさ、 随所にハッとするような工夫があって、 久々のエンターテインメントを堪能してきました。 ストーリーの進行は道化の3人。 てんとう虫の女の子と…