まぁ姉の My favorite things

きものと歌舞伎をこよなく愛する麻亜家の 麻亜 (まあ)です。 日々の暮らしの中のささやかな幸せ、発見、驚き、装い、想い、・・・そして小さなつぶやき(笑)。 お時間が許しましたら、どうぞ、お付き合いくださいませ。

Mar's シネマ★パラダイス

さらば、わが愛 覇王別姫 <新・午前十時の映画祭>

ちゃんと観てみたかったのです。 劇場で。 願いが叶い、そして、裏切られなかったことに感謝です。 親に捨てられた子どもたちが多くいる 京劇の養成所から物語は始まります。 厳しい徒弟制度の中から頭角を現す小豆子と石頭。 二人は兄弟弟子でありながら、…

かぐや姫の物語 - シネマ

高畑勲監督作品です。 この一言に尽きます。 強いメッセージ性もなく、 かぐや姫の、 1人の女性としての成長の物語・・・ なのかな・・・。 翁の声が地井武男さんで、 とても懐かしく感じました。 みなさんが小さい頃耳にした、 心の隅っこに残っている、…

清須会議 - シネマ

三谷幸喜のわりに、 纏まっちゃってたなぁ~と。 映画の造りがだんだん手堅くなってきた感じで、 映画としてはOKだけれど、 三谷ワールド的な面白味が少なかったかな。 という印象です。 これまで、映画づくりは、もしや、とても下手くそなのではないかと…

炎のランナー <新・午前十時の映画祭>

あまりに有名なテーマ曲と Mr.ビーンのパロディーで ロンドンオリンピックの開会式でも登場するなど、 語ることはあまりないのですが、 封切以来、久しぶりに観たので、 とても懐かしく、ハイスピードカメラを使った手法は、 当時、最先端の映像技術で、…

風立ちぬ-シネマ

この映画を観た日、 ヴェネチア国際映画祭で、宮崎駿監督が長編アニメから引退するという発表がありました。 6日の記者会見は、興味深く拝見しました。 公開前から、鈴木プロデューサーが「宮崎の遺言だ」という発言をされたりしていて、 そして、作品を観…

終戦のエンペラー - シネマ

ハリウッド映画のキャスティングで活躍されている奈良橋陽子さんが プロデュースされたことで、とても興味深く思っていました。 日本勢のキャスティングもアメリカ側のキャスティングもドンぴしゃでしたね。 中でも、火野正平さんの東條英機は出色だと思い…

「風立ちぬ」 予告編特別フィルム-シネマ

賛否両論。話題になっている4分予告・・・。 私は実に、しっかりと堪能してきてしまいました。 一つの作品を観終わったみたいに、 つぅーっと一筋、涙まで流してしまいました。 未来に生きる私たちが、さぞや生きるに辛い時代であろうと考えたとしても、 …

ゴッドファーザー<新・午前十時の映画祭>

久しぶりに映画館に行ってまいりました。 映画館できちんと観てみたかった映画の一つです。 やはり素晴らしかったです。 日本公開は1972年ですから、40年以上経ちますが、 いつ観ても色褪せない映画です。 好きなシーンも、語りたいこともいっぱいあ…

カサブランカ<新・午前十時の映画祭>

映画館に足を運んだのは久しぶり・・・。 今回も、危うく見逃すところでしたが、最終日に滑り込みました。 最後のフィルム上映と言われていた「午前十時の映画祭」の後継として、デジタルで甦ったクラッシック映画を上映する「新・午前十時の映画祭」。既に…

フライト - シネマ

とても良い映画でしたが、 残念ながら、日本では、興業的には厳しいんではないのかなぁ、と 思いました。 アカデミー賞の選考委員が好きそうな映画だとも思いました。 それだからと言って、今回の日本の広報戦略はいただけません。 「彼は英雄(ヒーロー)…

レ・ミゼラブル - シネマ

舞台のミュージカルを観たのは、かれこれ25年前。 ジャン・ヴァルジャンは滝田栄さん、警部ジャベールは村井国男さん。 映画に誘発されて、当時の音楽も歌も、こんなに鮮明に甦るものなのかと、驚きました。 だから、ミュージカルは侮れない・・・。 今でも、…

ストロベリーナイト - シネマ

原作:誉田哲也、姫川シリーズの大ファンとしては、 見逃すわけにはいかない作品でした。 特に、TVドラマの竹内結子が演じる姫川玲子から入ったので、 原作の「インビジブルレイン」が、TVと同じキャストで映画化されると聞いて、 とても楽しみにしてい…

汚れなき悪戯 <午前十時の映画祭>

クリスマス・ウィーク 第1弾! 神に愛された孤児マルセリーノのお話です。 このクリスマスに神の奇跡に触れ、心洗われるような涙を流したいたい方は、是非、どうぞ。 日本公開は57年、モノクロのスペイン映画です。 この映画、ほぼ35年越しの思いが叶…

007 スカイフォール - シネマ

ジェームズ・ボンドはやはりショーン・コネリーでなくては・・・ と思っている まぁ姉ですが、 白状すると、今回3度目のボンド役を務めるダニエル・グレイクを初めて見たとき、直感的に、原作のジェームズ・ボンドそのものだと思いました。 なので、敢えて、前…

風と共に去りぬ<午前十時の映画祭>

ハリウッド映画の超大作、恋愛映画の金字塔・・・。 この映画を称賛する言葉は数知れず。 映画館で観たのはウン十年ぶり。 インターミッションを入れれば、約4時間の映画です。 日本公開は1952年ですが、製作は39年。 第二次世界大戦が始まった年に作…

北のカナリアたち - シネマ

久しぶりに映画館で観賞してきました。 この映画を選択したのには、特に理由があるわけではなく、 むしろ、湊かなえ原作であることへの抵抗感の方が強かったのですが、 夫との見るのに妥当なのが、たまたまこの映画だっただけというか・・・。 主演の吉永小…

最強のふたり - シネマ

基本、ハリウッド映画好きなのですが、 この映画は、予告編を観たときから、惹かれました。 基本、ヨーロッパ映画は苦手なんですが、 「ニュー・シネマ・パラダイス」のような例外はもちろんあります。 で、その例外の中に、また一つ、素敵な映画が加わりま…

情婦<午前十時の映画祭>

アガサ・クリスティーの「検察側の証人」が原作の法廷サスペンスです。 私が尊敬してやまないビリー・ワイルダー監督が、物語のスピードが終盤に向けて、どんどん加速するという、職人的な技で演出しているモノクロ作品です。 主演はチャールズ・ロートン、…

アメリカン・グラフィティ <午前十時の映画祭>

男の子の頭の中って、 女の子と車とロックンロールのことしかないの? なんて、一見感じる映画ですが、 ルーカス監督が、「すべて私が経験したこと」と語るように、 1973年に1962年を回顧した物語となっています。 ハイスクールを卒業し、子どもの…

アベンジャーズ - シネマ

3D・字幕で、やっと観てきましたぁ~。 実は、登場人物のベースになっている物語、映画はほとんど観たことありません。 でも、何故か予告編で触手が動いて、ブログに出入りさせていただいている方の中にも、興味深い評価があったりして、どうしても観たか…

バック トゥ・ザ フューチャー <午前十時の映画祭>

大好きな映画です。 また、また、観ちゃいました・・・(笑) 何回観ても、同じところで笑い、ハラハラし、伏線の巧みさに感心し、「人生なんて、気持ちの持ち方ひとつなんだよねぇ」と、観終わります。 時間旅行のタイムパラドックスを上手に使ったストー…

シザーハンズ<午前十時の映画祭>

ジョニー・デップ ファンと自称しながら、何故か、これまで観る機会に恵まれず、やっと念願かなって初観賞です。 しかし観賞後、実は、しばらく消化しきれず、もてあまし気味でした。 飲み込むのに時間がこんなに掛かってしまったのは久しぶりです。 「エド…

E.T. 20周年アニバーサリー特別版<午前十時の映画祭>

地球に置き去りにされた異星人と母子家庭の少年との心の交流を描いたSFファンタジー。 アメリカでの興行収入は、’92年に「タイタニック」が公開されるまで、歴代1位を守り続けた大ヒット作で、監督スピルバーグの不動の位置を決定付けた作品です。 日…

ロンゲスト・ヤード<午前十時の映画祭>

当時、ドル箱スターと言われていたバート・レイノルズ主演のアクション・コメディーです。 ストーリーは単純で分かり易く、カーアクションと乱闘とちょっぴり下品なセリフ・・・。いわゆる低予算のB級映画と呼ばれていたものですが、何故か、こういったものの…

スノーホワイト - シネマ

封切映画を観るのは、いつもお終いの方なので、今さら・・・感もありますが、 やっぱり観といて良かったです。 想定内のストーリーに(原作は白雪姫だから当たり前ですが・・・)、お約束のファンタジー。戦うヒロイン、それを支えるヒーロー、そして、美し…

ブルース・ブラザース[バック・トゥ・ザ・シアターvol.1]

映画のデキとしてはどうなのか、ということはさて置いて、 音楽関係のゲスト出演者の凄さと当時のブルース、R&B、ソウル・ミュージック、果てはカントリーまで、楽しむことができます。 映画後半のカーチェイス・シーンもお勧めです。 最近は、CGに頼…

007/危機一発(ロシアより愛を込めて)<午前十時の映画祭>

007シリーズ第2作目にして、シリーズ最高傑作の呼び声高い作品です。 主演はショーン・コネリーで、1代目ジェームズ・ボンド。 日本公開は1964年です。 公開当時は、米ソの冷戦時代であり、そのような時代背景を巧みに取り込み、暗号解読器の争奪…

ダーク・シャドウ - シネマ

ジョニー・デップって、ニヒルなハンサムで大好きな俳優なのですが、何故かしら、こういうメイクが一番似合ってしまう俳優でもあって、やっぱり、「見逃せない!」と思ってしまいます。 特にヴァンパイアものは、小学生の頃、マーガレットコミックスの木原…

テルマエ・ロマエ - シネマ

GWに観た方がみなさん「おもしろかったぁ!」とおっしゃるので、 満を持して、観に行って参りました。 上映時間中、笑いが映画館に満ちている作品を久しぶりに観たような気がします。ホンと、理屈抜きに楽しかったです。 日本人がローマ人を演じるなんて発…

ザッツ・エンタテインメント<午前十時の映画祭>

MGM社創立50周年記念映画です。 ミュージカル映画制作の最高峰として君臨したMGM社の200作の内75作品の名場面が紹介されています。 プレゼンターがとても贅沢な布陣になっており、フレッド・アステアをはじめ、ジーン・ケリー、フランク・シナ…